WordPressのテーマについてとテーマ変更方法をさらっと解説。
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前回の記事では、WordPressの初期設定と管理画面の簡単な確認を行いました。
これで、記事を作成する準備は整いましたが、現在のWEBサイトのデザインはWordPressをインストールした際に自動でセットされる初期デザインのままなので、今回は簡単にWEBサイト全体のデザイン変更ができるWordPressのテーマについて説明していきたいと思います。
はじめに
WordPressにおける「テーマの変更」はサイトやブログ全体のデザインをがらりと変更するためのものです。
種類は無料のものから有料のものまで様々あります。
無料でも高機能なテーマはありますが、有料のテーマなら、収益化・表示速度・検索結果向上などのあらゆる面を考慮して緻密な設計となっているものが多いです。
初心者の方は、まずは無料テーマでざっくりと使い方を学び、ある程度理解出来たら、有料テーマで本格的にスタートすると収益化や集客でかなり有利に始めることができます。
今回は、無料・有料ともに基本的な使い方を説明していきます。
WordPressテーマとは
動画や記事を順番に見ていただいている方やWordPressを始めたばかりの方はWordPressをインストールした初期状態のテーマが設定されていると思います。
初期状態のテーマもインストールした時期によって変わります。
テーマにはWordPressが独自に用意している「WordPress公式テーマ」というものがあり、年に1回新しいテーマが発表されます。
名前もわかりやすく、2020年のテーマなら「Twenty Twenty」。
2021年なら「Twenty Twenty-One」という感じで新しいテーマが登場します。
初期状態のテーマは、WordPressをインストールした時の最新のテーマが自動的にセットされています。
WordPressの公式テーマも、時代のニーズに合わせた設計がなされていたり、過去のデータなどから、ユーザーに最適なデザインを考慮した設計になっているので、もちろんそのまま利用するというのもありです。
WordPressテーマの概要
サイトとして1つのページを表示させるには次の要素が必要になります。
- ヘッダー[header](頭)
- ボディ[body](体)
- サイドバー[sidebar](手は任意)
- フッター[footer](足)
WordPressでは、このようなパーツをそれぞれのファイル別にまとめて保管し、必要に応じて組み合わせることで、1ページを表示しています。
テーマの種類
細かくいうとテーマはたくさんの種類がありますが、ざっくりと大きく2種類に分けられます。
企業などが採用している「サイト型」と、
個人の方がよく利用されている「ブログ型」です。
どちらでなければならないということはないので、スタートするサイトの戦略や好みに合わせて決めていきましょう。
テーマごとにサイト型かブログ型に分かれていることが多いので、目的のデザインに合わせてテーマを決めましょう。
プログラム自体を書き換えていけばブログ型のテーマをサイト型のデザインに変えるなども可能ですが、初心者の方には難しいので、最初は希望する形に一番近いテーマを選ぶことがポイントです。
WordPressテーマ変更方法
今度は具体的にテーマを変更する方法を見ていきましょう。
テーマ変更方法
WordPress管理画面から左メニューの「外観」にマウスを乗せてみましょう。
すると、さらに外観に対するメニューが表示されるので「テーマ」をクリックします。
テーマの画面に移動すると、所有しているテーマが一覧で表示されます。
WordPressをインストールしたばかりの状態だと、その年の最新の公式テーマが「有効」という状態になっていると思います。
まずは、現在のテーマでWEBサイトがどのように表示されるかを見てみましょう。
管理画面の左上にある、「ご自身のサイト名」を新しいタブで開いてみてみます。
新規タブで開くのはこれまで説明を見てくれた方はご存知の通りですね。
これが、現在のテーマでのWEBサイトの見た目となります。
それでは今度は、試しに別のテーマに変更してみます。
管理画面に戻り、テーマの一覧を見てみましょう。
有効になっていない他のテーマにマウスを乗せると、「有効化」と「ライブプレビュー」
という2つのボタンが表示されます。
いきなり有効化して、先ほどのようにサイトを見ても構いませんが、ライブプレビューをすると、変更を適用せずに、「変更するとどうなるか」を試しに見てみることができます。
まずは、ライブプレビューをしてみます。
すると、このように変化しますよというイメージが表示されます。
この画面は、WordPressのカスタマイザーという機能で、この画面から直感的にサイトをカスタマイズすることが可能です。
今回はこの画面の説明はしませんので、この内容を詳しく知りたい場合は、別の記事や動画をご覧ください。
このテーマに変更したい場合は、そのまま画面左上の「有効化して公開」をクリックすればテーマが適用されます。
戻って選び直す場合は、画面左上の「×」ボタンから戻りましょう。
テーマの新規追加
すでに一覧にあるテーマ以外にも、無料のものから有料のものまで世の中には膨大な数のWordPressテーマが存在します。
一覧以外のテーマを利用したい場合は、テーマを追加する必要があります。
WordPressのテーマを新しく追加したい場合は主に2通りのやり方があります。
まず1つ目は、お使いのWordPress管理画面のみを利用して、お好みのテーマを探し、気に入ったテーマがあればその画面からインストールして有効化する方法。
2つ目は、テーマを作成している方のサイトなど、テーマダウンロードページから、テーマをパソコン上にダウンロードして、ご自身のWordPress管理画面へアップロードする方法。
どちらからでも結果は同じです。
有料のテーマなどは、購入が必要という性質上、2つ目のパターンで導入する必要があります。
管理画面から有効化
WordPress管理画面のテーマのページから画面上部の「新規追加」をクリックします。
すると、インストールすることができるテーマが一覧で表示されます。
移動直後は、世界的に注目を集めているWordPressテーマの一覧が表示されています。
画面上部のタブを切り替えることで他のジャンルに切り替えが可能となっています。
人気のタブなどから探してみるのも良いでしょう。
「お気に入りタブ」は、WordPress公式サイトにログインして、テーマを探した際に、お気に入りに登録したものがこの画面に一覧表示できるタブです。
わざわざ利用する必要はありません。
「特徴フィルター」は好みのスタイルを選択して、テーマを絞り込むことができる機能です。
各種テーマにマウスを乗せると、そのテーマの詳細を見るためのボタンが表示されます。
テーマを適用したい場合は、インストールをしてから有効化の操作が必要です。
ライブプレビューなどは、先ほどのテーマ変更と同様です。
ライブプレビューしただけでは実際のサイトやブログは変更されないので、いろいろと試してみると良いです。
それでは実際に無料テーマを1つ追加してみましょう。
今回は、見た目の変化がわかりやすいように「Hestia」という無料テーマに変更してみます。
人気のタブにあるテーマから「Hestia」にマウスを乗せて、インストールをクリックします。
すると、インストールボタンが「有効化」というボタンに変化します。
実はこの段階ではまだサイトのテーマは変更されていません。
インストールはご利用中のWordPressに格納するということで、いわば、服を買ってきたけどまだ着替えていないというイメージです。
有効化まで行うことで、テーマの変更ができるので、「有効化」をクリックします。
これでサイトに「Hestia」のテーマが適用されました。
例によってサイトを見てみましょう。
すると、大きくデザインが変わっているのがわかります。
あくまでも基本的なテーマ変更の説明なのでご自身で最適なテーマを見つけていきましょう。
テーマを自分でアップロード
先ほどはWordPressの内部だけでテーマを手に入れて有効化しましたが、WordPress公式サイトやテーマ製作者のサイトからそれぞれのテーマをダウンロードしてWordPressにアップロードすることでもテーマを変更することができます。
今回は例として公式サイトから「Neve」というテーマを有効化してみます。
まずは、インターネットで「WordPress公式テーマ」と検索。
最初に出てきたサイトに入ると、入手できるテーマが一覧表示されます。
その中から「Neve」にマウスを乗せて表示される「ダウンロード」をクリック。
すると、パソコンのダウンロードフォルダに入手したテーマがダウンロードされます。
後は、WordPress管理画面に戻り、テーマの新規追加画面の上部にある「テーマのアップロード」ボタンをクリックして先ほどダウンロードしたファイルを選択します。
すると、画面上に「今すぐインストール」というボタンが表示されるのでクリック。
まだ有効にはなっていないので、画面上にある「有効化」ボタンをクリックすると、WEBサイトに適用されます。
購入した有料テーマを有効にするときもこの手順で導入することができます。
改めてサイトを表示してみるとこのように変化しました。
おすすめのWordPressテーマ
WordPressのテーマは膨大な種類が存在しているので、何を選んでいいかわからなくなってしまいますよね。
どんなものを選ぶべきか、選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
また、たくさんのテーマを使ってみてのおすすめも合わせてご紹介していきます。
選び方ポイント
- サイト型かブログ型か
- 有料か無料か
- 日本語対応か
- 利用者が多いかどうか
サイト型かブログ型か
サイト型かブログ型かに関しては作成したいサイトに合わせて決めましょう。
フリーランスとしてサイト始める場合、ネットショップを運営したいなどの場合はサイト型にするといいでしょう。
ブログ型は投稿した記事が新着順に並ぶという特性があるので、日々記事を更新していくタイプのサイトを作成する場合はブログ型にすると良いです。
何かの解決を綴った記事やおすすめの商品などの一般的なアフィリエイトサイトはブログ型が多いです。
有料か無料か
有料か無料かは、WEBサイトの集客力向上のスピードやカスタマイズ性も考えると、有料のテーマの方が有利なので、余裕があれば有料テーマにチャレンジしてみましょう。
日本語対応か
次に、日本語に対応しているかですが、ある程度慣れてくれば、英語のテーマでも問題なく使えますが、最初はどこでどんな設定をすればいいか分からないと思います。
そのため、極力日本語に対応したテーマを選びましょう。
利用者が多いかどうか
利用者が多いかどうか。
これは、調べたときに結果がたくさん出るかどうかに影響します。
利用者が多いテーマはそれだけ使い方の説明も多くなります。
困ったときに、テーマ名と、解決したい言葉で検索をすれば大抵のものは出てきますが、誰も利用していないテーマだと中々ヒットしないため解決しにくくなってしまいます。
そのため、有名なテーマかどうかも気にしてみましょう。
ある程度カスタマイズができるレベルになればどんなテーマでもほとんど自分好みにカスタマイズできますが、始めたばかりの方はこのあたりをポイントにして選んでみましょう。
無料のおすすめテーマ
ブログ型であれば、「Cocoon」がベストです。
とても使いやすく、求めているものがほとんど叶います。
見た目はシンプルなデザインですが、内容がとても濃く、あらゆる項目まで計算され尽くしたテーマとなっています。
スキンというCocoon独自のカスタマイズ機能があり、見た目のデザインをワンタッチであらゆるものに変更できます。
無料テーマでここまで設計されているものは他にはありません。
一つひとつの設定項目にしっかりと説明が付いているので、初心者の方でも使いこなせると思います。
しかし、既に細かい計算で設計されているので、自身でプログラムなどのカスタマイズをたくさん施したい
という方には向いていないかもしれません。
サイト型であれば「Lightning」がシンプルでとても使いやすいです。
専用のプラグインなどもあり、利用者も多いため、わからないことは検索で解決しやすいテーマです。
また、コンテンツマーケティングで評判の高い「バズ部」が製作した「Xeory」というテーマは、SEOに強いテーマとしても有名です。
Xeoryでは、サイト型用の「Xeory Extension」と
ブログ型用の「Xeory Base」の2種類が用意されています。
用途に合わせてインストールしましょう。
有料テーマ
有料テーマでのおすすめは、「SANGO」「AFFINGER5(WING)」「THE THOR」です。
SANGO
「心地良さを追求したデザイン」をコンセプトとするWordPressテーマ「SANGO」は、基本的にブログ形式のデザインなので、アフィリエイトやアドセンスを導入する方に最適なテーマだと思います。
綺麗で可愛いデザインが特徴のテーマで、デザインセンスがなくても見やすいWEBサイトが作成できます。
「見やすいサイト」は「わかりやすいサイト」ということがいえるので、ユーザービリティ向上の観点からもSEOで有利になります。
AFFINGER6(WING)
次は、AFFINGER6ですが、デザインの自由度も高く、ブログ型・サイト型ともに柔軟に対応ができるテーマです。
各記事ごとの設定項目も多く自由度がとても高いため、多くのアフィリエイターから絶大な信頼を得ています。
収益化を狙うなら、圧倒的優位に立てるテーマです。
THE THOR
3つ目は上品なデザインが特徴の「THE・THOR」
アフィリエイトサイトからブログはもちろん、検索機能も強化されているので大規模なメディアにも対応できます。
マニュアルサイトやユーザーフォーラムにはヘルプ記事もたくさん用意されています。
しかしながら初心者の方には多少難しいと思える部分もあると私自身は感じました。
ただ、サイトの高速表示やデザイン性は評判通りなので、ある程度慣れてきた方にはおすすめのできるテーマです。
それぞれの購入から導入方法、カスタマイズなどは別の記事や動画でご説明していきますので、興味のある方は概要欄から、ぜひご覧ください。
まとめ
お疲れ様でした。
テーマの変更はイトやブログ全体のイメージをがらりと変えてくれて、テーマによっては広告の配置の考慮やSNSにつながりやすく設計されているものなどもあり、とても便利な機能となっています。
初心者の方は、まずは無料テーマで中身がどのようなものか、テーマ変更でどのように変わるかをいろいろと試してみて、自分に合ったテーマを見つけていくと良いと思います。
くれぐれも注意してほしいのは、時間をかけすぎないことです。
テーマの選定は時間をかけてじっくり見てもいいですが、その後のカスタマイズに無駄な時間を割かないようにしましょう。
デザインにこだわりたくなる気持ちもわかりますが、一番大切なのは記事であるコンテンツです。
今後の動画では、記事の投稿や簡単なカスタマイズ、サイトの収益化までの流れなどを説明していきます。
各種有料テーマの導入なども随時アップしていきますのでお見逃しなく!